探偵のウェブサイトを選ぶ基準

探偵のウェブサイトを選ぶ基準

 

探偵の調査成功率が99.8%などを公にホームページ掲載している探偵が存在する。

 

このような探偵の運営するウェブサイトは何を基準に「調査の成功」と判断するのか?が著者としては疑問でならない。

 

もし、100件の調査を実施して殆どの案件が御依頼者の欲している調査結果を出す可能性の話ならば「あり得ない!」と断言できます。

 

上記のような確率で調査を実施できる探偵が存在するならば、消費者センターによせられる探偵への苦情は何なのか?と申し上げたい。

 

このような誇大広告ともとれるホームページは何らかの処罰が必要に感じるのは私だけだろうか?

 

優良な探偵が行う行為では無いことは皆さん理解できることでしょうし、如何に悪質な虚言であり集客行為であるかに気づかれ再認識されることでしょう。

 

探偵が依頼を欲するために行う行為には「愚かで常識の無い」ものが目立つ。

 

探偵業界全体に迷惑が及ぶ行為であることは明かであり、探偵の業務が適正に実施されるべく施行された探偵業法の範囲でお話しするならば、現在のところ「処罰の対象となっていない」のが現実である。

 

しかし、世間一般的にみてどう見ても認識違いを起こしやすい表現を平然と公にする判断に問題が有り、倫理観や道徳の観点から考慮するならば、改善する意思が見られない業者に関しては「即時、警告や処罰の必要性」を求める声が高まる事が常識的な考えであろう。

 

このような探偵が運営する「オーバーな誇大表記を掲載するウェブサイト」を信用して依頼をする消費者は後を絶たない現実があります。

 

探偵が依頼人に提案する想定と現実の調査には必ずと言って良い程ギャップが存在し、探偵と消費者間で問題が起きてから事後処理の考え方でこのような問題に対峙していては、問題解決に要する時間や費用が無駄と考えられ、過去に悪意ある探偵が繰り返してきた営業と何ら変化が無いと断言できる事でしょう。

 

上記の問題点を認識した上で優良な探偵が運営するウェブサイトと巡り会いたいとお考えの方には「誇大表記よりも当たり前の事柄が的確に掲載」されている探偵のウェブサイトは信用度が高いと言える事でしょう。例えば「調査料金が明確に掲載されている」であったり「調査に関わるリスク」(良い結果ばかりでは無い)ことを事前に正直に提示しているウェブサイトはかなり信用度が高いサイトであると言えるでしょう。

 

間違ってもオーバーな成功率の表記や、探偵の調査に関連性の薄い著名人との交流を前面に提示するなどの意味不明な視点からの広告効果を狙ったウェブサイトを信用する判断が、探偵選びの基準として誤った判断であると多くの方に認識して欲しいのです。